◆ 金儲けのレシピ ◆
東京大学を中退し、ビジネスオーナーとして企業の年商を10億円以上にまで成長させた方の著書です。
商売の法則を『15の原理原則』として紹介しています。

1.消費者から買う
⇒ 消費者は買うのはプロだが、売るのはプロではない
2.客に作業させる
⇒ IKEAや焼肉屋さんのように、客にやらせることで労働コストをカット
3.まとめると高くなる、切り分けると高くなる
⇒ スケールメリットとスモールメリット
4.n構造を作る
→ 個別指導 < 集団授業 < 映像授業、nの大きさで原価率を引き下げ可能
5.両方から金をもらう
⇒ ビズリーチのように企業側だけでなく、転職したい人にもお金をはらわせる
6.合法的に麻薬を売る
⇒ 中毒性のある嗜好品の販売
7.確率をいじる
⇒ プロスペクト理論に基づいた、人の損失回避性を利用する、代表的なのは保険
8.空気を売る
⇒ 原価の低い有形商材に価値をつけて売れ
9.意志決定に介入する
⇒ 顧客満足度と意志決定の合理性は無関係
10.仕入れで儲ける
⇒ 高く売った方法はバレるが、安く仕入れた方法は秘匿しやすい
11.他人の財布を狙う
⇒ 自分のお金は慎重に、会社のお金は適当にという心理
12.高いものはいいものだ
⇒ 高く買ったものは、自分で納得いくように考える
13.勝手に「権威」になる
⇒ 認める側になれば有利になる、たとえば資格をつくったり、講師になったり
14.信者ビジネス
⇒ 商売に宗教構造を持ち込む
15.究極のレシピ
⇒ ???
是非この本を買って、読んでみてください!
▫️〇〇とは‥
・LTV
→ ライフタイムバリュー
・CAC
→ 顧客獲得コスト
・プロスペクト理論
→ 人は「得をしたい」と言う気持ちよりも「損をしたくない」と言う気持ちの方が強い
・テールリスク
→ 起きる確率は低いが、起きると莫大な損失が発生するリスク
・認知的不協和の解消
→ 自分の認知と行動の矛盾に不快になること
▫️印象に残った言葉
・事業を始める際に意外とありがちなのが、「自分の全く詳しくない領域で起業してしまうこと」
・資本主義をざっくり言うと、金を媒介として、財やサービス、権力、そして個人の時間や性までもが売買される世界
・ビジネスを判断する本質的な軸は「顧客当たりの収益性」
・寿司が高くてラーメンが安いのは、商品カテゴリの固有イメージ
・靴磨きの少年が株の話を始めたら、売り
・人は形がないものより形あるもののほうが金を払いやすい
・無形商材を売るポイント→1. 有形商材っぽくする、2. 購入後のストーリーを想像させる、3. 問題解決として提案する
・他人の金は、むしろ無駄に使いたくなる
・プレゼントの値段は送る相手がどれだけ大切かを推し量る、世の中の常
・「儲」という文字は「信者」と書く
・継続的に勝つために、本当に儲かるレシピを売れ
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